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雲一つない晴れた空を見上げ眩しげに手をかざす。 「ああ~、これは花見日和だねぇ」 猿飛佐助は庭先で鍛錬をする己の主へと視線を移し、小さく苦笑した。 「ま、旦那には花より団子って感じかな」 若々しい虎の若子の姿に、佐助の頬も自然と緩む。 「何か言ったか、佐助!」 素振りをしていた手を止め、真田幸村は縁側で武器の手入れをしていた佐助に話しかけた。 「んー、天気が良いから花見なんてどうかと思ってさ、どう?」 小首を傾げて柔らかく笑む彼女の姿に幸村は何故か頬に血が上ってくるのを感じた。 戦場で見せるぴんと張り詰めた表情も凛々しくて好きなのだが、普段の何気ない仕草の中にふと見惚れてしまう。 「…今からでは間に合わないぞ」 何とか返事をすると、訳もなく恥ずかしくなって視線を逸らした。 「じゃあ、ここからでも良いんじゃない、ねえ真田の旦那!」 確かに、この館の周囲にも桜は咲いており、塀の向こうからひらひらと薄紅の花弁が舞い込んでくる。 「うむ…そうだな」 「決まりだね、何か持ってくるからちょっとここで待ってて」 ぱん、と手を鳴らすと、佐助は広げていた武器を手早く片付け、腰を浮かす。 「待て、佐助」 頭で考えるよりも先に幸村の手が動き、彼女の体を後ろから抱きすくめた。 「もう子供じゃないんだから、ね?」 細い体を抱きしめる主の腕にそっと手を添えると、佐助は首だけ振り向いて幸村の顔を伺った。 「…何も要らぬ、その…二人で桜を眺められれば」 「まーた、何言ってんだろうねぇ、この人は」 力の緩んだ腕を外すと、くすくすと笑みを零し、幸村の方へと向き直ろうとした。 「佐助!」 再び強い力でがっしりと抱きしめられた。 「…どうしたの、真田の旦那?」 ぎゅっと抱きついてくるのはいつもの事だが、少しばかり様子が違うようだ。 駄々を捏ねる子供をあやすように、佐助の手が幸村の髪を優しく撫でた。 「……また、来年も一緒に花見をしてくれるか?」 ぼそり、と照れ混じりの言葉に佐助は僅かに驚いたように目を見開いた。 「大丈夫、ずっと居るから、ね?」 「では再来年もその次の年も…」 「そうそうずっと一緒に花見しようよ、皺くちゃの爺さん婆さんになってもね」 だが、その言葉も確かなものではないと二人とも分かっている。 いつ戦いで命を落とすか分からない、あるいは暗殺されないとも限らない。 せめてこの一時だけはそれを信じたいと思い、しばらくそのまま動かなかった。
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戰國繪卷 名勝 名稱 地區 位置 備註 春日山城 越後? 春日山內 栃尾城 越後? i-J 前橋城 上野? 前橋內 川越城 武藏? 川越內 躑躅崎城 甲斐? 甲府內 松本城 信濃? 松本內 小田原城 相模? 小田原內 駿府城 駿河? 駿府內 濱松城 遠江? 濱松內 岡崎城 三河? 岡崎內 那古野城 尾張? 那古野內 清洲城 尾張? c-C 稻葉山城 美濃? 稻葉山內 富山城 越中? 富山內 金澤御坊 加賀? 金澤內 一乘谷城 越前? 一乘谷內 杣山城 越前? i-H 小谷城 近江? 小谷內 長島城 伊勢? 長島內 伊賀砦 伊賀? 伊賀鄉內 二條城 山城? 左京內 大坂城 攝津和泉? 大坂內 大和郡山城 大和? 奈良內 雜賀砦 紀伊? 雜賀鄉內
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戰國繪卷 名勝 名稱 地區 位置 備註 春日山城 越後? 春日山內 栃尾城 越後? i-J 前橋城 上野? 前橋內 川越城 武藏? 川越內 躑躅崎城 甲斐? 甲府內 松本城 信濃? 松本內 小田原城 相模? 小田原內 駿府城 駿河? 駿府內 濱松城 遠江? 濱松內 岡崎城 三河? 岡崎內 那古野城 尾張? 那古野內 清洲城 尾張? c-C 稻葉山城 美濃? 稻葉山內 富山城 越中? 富山內 金澤御坊 加賀? 金澤內 一乘谷城 越前? 一乘谷內 杣山城 越前? i-H 小谷城 近江? 小谷內 長島城 伊勢? 長島內 伊賀砦 伊賀? 伊賀鄉內 二條城 山城? 左京內 大坂城 攝津和泉? 大坂內 大和郡山城 大和? 奈良內 雜賀砦 紀伊? 雜賀鄉內
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かすがは、佐助の顔を見てしまうと、照れるあまりに何もできなくなりそうな 気がした。なので、とにかく佐助の股間だけを見つめ、目の前の肉棒を丹念に 愛撫してやることだけに意識を集中させる。それがかえって佐助の心をかき乱す。 (ああっ、かすが…だめだって!そんなに真剣にやんなくていいってのに…っ!) たとえ主の命であったとしても、かすがの方から自分のモノに触れてくるだけで、 佐助は興奮を抑えられなくなる。 今までは、自分の一方的な想いをかすがが拒まないでくれていただけ。そして、今は 彼女の心が完全に自分から離れてしまったものと思い込んでいる。 (…勘違いすんな…俺…) 愛する謙信の命だから、かすがは仕方なく自分の仕事に徹しているだけだと 心の中で言い聞かせる。なんだか酷なことをさせているようで心が痛む。 それでもかすがの真剣な眼差しが自分のモノだけに向いていると、もう少し良い夢を 見ていたくなる。愛しい女が自ら奉仕してくれているのだ、と。 (んな都合のいいこと、あるわけねぇってのに……何熱くなってんだか…) 我ながらおめでたい思考に嫌気がさす。しかし体の方はかすがの愛撫を 喜んで受け入れてしまう。自身の男根にも力がみなぎってくる。 「んんっ…く…」 かすがの口淫をわざわざ見せ物にする気か、とも思ったが、さすがにその考えは 甘すぎると思ったので、とにかく雑念を捨てて快楽に屈さぬことだけに専心しようとする。 その気になれば心を無にして肉体の興奮を静めることなど朝飯前のはずだ。 しかし、佐助の心は自分が思っている以上に不安定な状態にある。 無意識に先程の失態をひきずっていることに加え、かすがの熱心な愛撫が 意識の集中を大きく妨げている。 (…あ、あれっ、何でだ……全っ然…熱が治まらない…) 自分の一物の膨らみも、高ぶる心も、抑制できずに増していくばかりだ。 (…体が…言うことを聞いてくれねぇ……!) 「さぁーて、わたくしもてつだいましょうか」 少しだけ佐助の口調を真似る謙信。目の前で苦しげにあえぐ男を涼しい顔で 見つつ、柔らかな手つきで湯面から出た上半身をそおっと撫でる。 胸から腹にかけて、謙信の指が上下にゆっくりと這いまわる。心得の薄い割には 佐助の感じる所を的確に突いてくる。 「んぅっ…!」 そわそわとした感触に、佐助の体が僅かに震える しばし佐助の上半身の敏感な反応を楽しんだ後に、指を下半身に滑らせて、 かすがが舐めずる男根の下でぎゅうぎゅうと上下に揺れる陰嚢に手を伸ばし、 たんたんっとはたく。 「あっ、あ、ふ…」 佐助が我慢しようとこらえる度に、玉が引っ張られるようにぎゅぎゅっとあがったり 下がったりする。 「ほう…」 謙信はそれを面白そうに弄ぶ。 (…あぁぁ…まずいっ…) 佐助の性感が次第に高まってくる。 武田軍×上杉軍31
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キャラ別攻略 キャラタイプ キャラ解説能力限界値 無双演舞ステージ1 山崎の戦い ステージ2 賤ヶ岳の戦い ステージ3 小牧長久手の戦い ステージ4 小田原城攻略戦(西) ステージ5 抗瀬川の戦い ステージ6 関ヶ原の戦い 外伝 江戸の陣 コメント(自己流攻略法などありましたらお書きください。) キャラタイプ 成長タイプ 固有技能 特殊技1:効果 特殊技2:効果 特殊技 天命反転 罠設置 地雷設置可能 罠爆発 設置した地雷を爆破する 特殊技の生かし方 キャラ解説 C=チャージ攻撃 D=ダッシュ攻撃 J=ジャンプ攻撃 JC=ジャンプチャージ 固有技能 天命反転:ガード時、間接攻撃を反射する 特殊技1 罠設置 地雷設置可能 最高6個同時設置可能 特殊技2 罠爆発 設置した地雷を爆破する 通常連 N3まではハリセン、N4から回転攻撃。攻撃範囲が狭いのが難点 1~3 4~7 8 C1 ガード崩しの光球、対武将での突破口。もう少し出が速ければ・・・ C1-2 レーザー、光球が当たっていれば普通に当たる C2 打ち上げだが範囲は狭い C2-1 ジャンプして地上に落ちた敵に光弾、意外と範囲は広い C3 縦に一閃、 これまた範囲が狭い C3-2 自分を中心とした爆発、隙はあるものの意外と強い C4 周囲を扇子が回る。範囲も広く、威力も高い。対雑魚での主力 C4-2 扇子がもう一周回る D攻撃 横薙ぎに一振り J攻撃 範囲狭い JC攻撃 騎乗攻撃 騎乗1~3 騎乗4~8 騎乗C2 騎乗C3 騎乗C4 無双 その場で連続して扇子を投げる。範囲は前方のみ、当たれば連続でヒットし続ける。範囲もある。範囲の狭いオリコンよりはこっちか。 無双秘奥義 無双最終奥義 オススメ属性 能力限界値 体力 無双 攻撃 防御 馬術 移動 瞬発 運 289 276 183 183 181 171 165 183 無双演舞 [1]山崎の戦い-[2]賤ヶ岳の戦い-[3]小牧長久手の戦い-[4]小田原城攻略戦(西)-[5]抗瀬川の戦い-[6]関ヶ原の戦い-[外伝]江戸の陣 ステージ1 山崎の戦い 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 1-1 1-2 ステージ2 賤ヶ岳の戦い 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 2-1 2-2 ステージ3 小牧長久手の戦い 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 3-1 3-2 ステージ4 小田原城攻略戦(西) 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 4-1 4-2 ステージ5 抗瀬川の戦い 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 5-1 5-2 ステージ6 関ヶ原の戦い 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 6-1 6-2 外伝 江戸の陣 番号 ミッション名 内容 発生条件 備考 G-1 G-2 コメント(自己流攻略法などありましたらお書きください。) 名前 コメント
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【北条家】 大谷帯刀 (オオタニタテワキ) レベル 45-7 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 大谷帯刀 槍侍 45 一所懸命、連撃改系 浅草寺僧 僧 40 風魔下忍 忍者 40 伊豆衆新兵 陰陽師 40 鶴ヶ岡弓兵 神主 40 武蔵鍛冶 鍛冶 40 武蔵野薬売り 薬師 40 特徴詳細 ドロップアイテム 列伝 生年は不明。玉縄城の支城であった相模国藤沢の御幣山砦主として小田原北条記に登場する。帯刀は通名としてもよく使われるので、もしかしたら名ではないのかもしれない。 諸足軽衆に属していた武将で、1569年には武田勢の小田原攻めで小田原城将として戦う。このとき本拠であった御幣山砦は武田勢によって陥落している。 1590年の小田原征討の際は多目周防守(多目元忠かは不明)とともに西牧城を守るが討ち死に。 同一人物の可能性が高い人として大谷嘉信、大谷善俊といった名が挙がるが、実際のところ不明であり、実像不明の人物である。 その他情報 名前 コメント
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【北条家】 大谷帯刀 (オオタニタテワキ) レベル 45-7 構成 名前 種類 レベル 初期付与 使用技 大谷帯刀 槍侍 45 一所懸命、連撃改系 浅草寺僧 僧 40 風魔下忍 忍者 40 伊豆衆新兵 陰陽師 40 鶴ヶ岡弓兵 神主 40 武蔵鍛冶 鍛冶 40 武蔵野薬売り 薬師 40 特徴詳細 ドロップアイテム 列伝 生年は不明。玉縄城の支城であった相模国藤沢の御幣山砦主として小田原北条記に登場する。帯刀は通名としてもよく使われるので、もしかしたら名ではないのかもしれない。 諸足軽衆に属していた武将で、1569年には武田勢の小田原攻めで小田原城将として戦う。このとき本拠であった御幣山砦は武田勢によって陥落している。 1590年の小田原征討の際は多目周防守(多目元忠かは不明)とともに西牧城を守るが討ち死に。 同一人物の可能性が高い人として大谷嘉信、大谷善俊といった名が挙がるが、実際のところ不明であり、実像不明の人物である。 その他情報 名前 コメント
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わざとらしい言葉にも、小太郎は何も言い返さない。 それどころか、表情の変化すらほとんど無い―――いや、顔の半分は兜に覆われていて見えないから、元々表情など分からないも同然なのだが。 「……怒って、る?」 それでも佐助には、小太郎の心の動きが分かる。 どこか不機嫌そうに見える(傍目では全く分からないが)小太郎に、佐助は笑みを少しだけひっこめた。まだ半笑いだ。 しかしやっぱり小太郎は、ぴくりとも口を動かさない。 顔を逸らしたりなんだりということもない。 佐助の顔から、徐々に笑顔が消えていく。 えっ、これは、もしかして、ちょっと? 「えーと、ほ、本気で怒ってたりなんかしてるもしかして?」 「…………」 返事は、当然無い。 肯定の所作も否定の所作もやっぱりない。これは、本気でもしかして。 「……あーっと、えーと、うーんと……あのゴメンナサイ悪ふざけが過ぎました反省します」 結局、佐助は堪え切れなくなって頭を垂れた。 小太郎はやっぱり何も言わない、が。 暫く頭を下げたままにしていると、頭をそおっと、優しく撫でられる感触がした。 小太郎の掌だ。どうやら、許してくれたらしい。 佐助は顔をあげて、もう一度、にっと笑った。 「じゃあ、改めて。………久しぶりだね、こたろ」 「……」 挨拶も何も無いのはいつものことなので、返事が無いことは特に気にも留めず、佐助は額当てを両手で外して、二、三度頭を振った。 いつもは後ろに流している長い前髪が、その拍子に額へ落ちてくる。 煩わしげにそれを払いながら、佐助は再び小太郎へと視線を移した。 小太郎も佐助と同じように、兜を外していた―――それでも、長い前髪が目を覆い隠しているので、やっぱり詳しい表情は分からない。 けれど、どこか上機嫌だな、と思った。 久方ぶりの『逢瀬』、喜んでいるのは自分だけじゃないのだと思えば、暗殺やら偵察やらで荒んでいた心がほんのりと温かくなっていくような気がした。 佐助は、額当てを地面へ放ると、小太郎の赤茶の髪を軽く掴んで引き寄せて、前触れもなしにその唇へ吸い付いた。 小太郎は、一瞬息を詰めるが黙ってそれを受け入れる。 触れる少しかさついた唇。 ああ、これ、小太郎だー…と久しぶりの感触に半分くらい悦に浸っていたのだが、突然 逢引4
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星月 せいげつ #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 神奈川県小田原市にある蕎麦屋。 所在地 神奈川県小田原市飯泉504-2 時間 11:30~14:30 LO14:00なくなり次第閉店 定休日 月・火 地図 より大きな地図で 神奈川県 を表示 2011年10月現在 2011-10-02 関連サイト 食べログ 星月 関連項目 この項目のタグ 2011年 2011年10月 2011年10月2日 小田原市 神奈川県 蕎麦 飲食店 タグ「小田原市」がついた項目 2009-11-07 / 2012-04-08 / 2013-12-15 / 小田原市いこいの森キャンプ場 / 小田原城跡 / 籠清 / 神奈川県道73号 / 国道135号 / 国立印刷局小田原工場 / スーパー銭湯さかわ / 星月 / 和菓子菜の花 タグ「蕎麦」がついた項目 浅見製麺所 / 味の陣屋 / 樹庵 / 稲荷蕎麦萬盛 / 岩戸屋 / 上野藪そば / 魚鶴 / 越後長岡小嶋屋CoCoLo新潟店 / 元祖打込そばとらや / 神田まつや / きさらぎ / 蕎誠庵あさひ / 蕎楽亭 / 金城庵本館 / 串道楽 / 御前そば / 古代村 / 小松庵総本家駒込本店 / 三朝庵 / 寿庵忠左衛門 / 松庵 / 初後亭 / しれとこそば玉置屋総本店 / 進開屋 / 地粉そば処みのり / 水車生そば / 星月 / そばきり空蔵 / そば酒房かねこ / そば処きこり / そば処白川郷 / そば処なんば / そばきち西の河原店 / そば処桔梗屋 / そば八 / たまき庵 / 丹三郎 / 手打そば玄蔵 / 手打ちそば処藤美 / 手打そば本家大梶 / 手打そば陣屋 / 手打蕎麦主水 / 富の蔵 / とんがらし / 永坂更科布屋太兵衛新宿地下鉄ビル店 / 福寿庵本店 / 舞扇 / 松葉 / 道の駅ちちぶ / 紅葉屋 / もろやま田中屋 / 山下屋 / よし房凛
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佐助が歩み寄る。 無表情で繋がれている政宗の腕を取り、布で擦った。 幸村も離れ、そっと布で擦った。 胸は布で擦るたび形を変え、たゆたゆと揺れる。思わず念を入れて擦ると恥ずかしげに体が捩られる。 佐助が脇の下を擦りあげる。寄せられる眉根。 力を入れれば赤く痛々しい色に染まり、入れなければ政宗がくすぐったげにする。 折れそうに細い腹から、丸みを帯びた腰、伸びやかな両の脚は白く、形よく、持ち上げると淫靡な影が差す。 足指の合間を布で丁寧に擦った。ぴくりと膝に震えが走る。 政宗の顔が赤い。呼気が忙しない。 「政宗……」 心の中で殿、と付ける。 「なんだよ」 うっすらと笑っている。解っていると言いたげに。 全裸でつるし上げるなど犬畜生にも劣る行い、しかしこの方は何事もないように首をもたげ、 怒りに震えることなく屈辱に泣くこともなく冷静さをたもっている。 「やはり、ご立派なお方だと」 「止めな」 「うん止めてね旦那」 言葉と共に、政宗の体が引きずり上げられた。滑車がきしむ。 全身から水滴が飛び散って、ほのかな灯りにきらめく。 やはり足がつくか付かないかの高さで、佐助、と窘める声を出す前に、手のひらに小さな刃物を落とされた。 「毛ー剃り上げるよ、旦那ぁ、自分でやりたいでしょ?」 どこか残忍な声音にようやく佐助を見据える。 自分に向かいこんな声をかける男ではなかった。 「ひげを剃る?朝方確かに剃ったが」 「違うよ、蚤とか虱とかね、一度の湯浴みで撲滅できるもんじゃないし。 脇のしたも陰毛も全部剃る。それとも旦那、俺がやろっか?慣れてるしねー、剃刀の扱い」 佐助は言いながら脇に生えた毛をつまみ引き抜いた。 恥辱を極める物言いに、だが政宗は無表情だ、おっくうそうな視線で暴れ出しもしない。 「さすけ?」 「ホラ早く旦那。独眼竜の体は押さえてて上げる、腰掴んで、傷つけないようにして剃ってあげてよ」 胸の下に佐助の腕が回る。政宗は一本の棒のように身じろぎ一つしない。 歩み寄って、止まった。 裡から輝くように白い肌。黒々とした茂み。 「そーいや旦那、そこだけよく洗ってなかったんじゃない?可哀想だねー独眼竜、触りたくないってさ」 政宗はやっと目を動かした。感情のこもらない視線が覗き込む佐助のそれにかち合い、 どうしてか佐助の方がかっとした風に見えた。 そのまま政宗は目を伏せた。 じっと己の茂みを見下ろしている。 「政宗殿……」 呼ぶと僅か表情が戻る。 「好きにしな。幸村サマがやらなくてもコイツはやるさ、早いか遅いかの差だ」 加虐的な佐助を見やる。 「ならば佐助にさせるわけには行きませぬ。恨みなら、お受け致す」 「旦那、解ってるだろうけど刃は寝かせて、あんまり深い傷にならないようにね」 あんまり? 不思議に思った瞬間政宗の体が僅か震えた。押し当てた刃が肌を切りそうになる。 「ああ御免ね旦那、手元狂ったよ」 佐助は、手のひら全体で政宗の胸を揉みしだいていた。柔いそれが指の動きに連れて形を変える。 かっと脳裏に血が上る。 「離れろ佐助!」 「いやあやっぱ支えてなきゃねえ?大丈夫、旦那がきっちり腰捕まえてたら、だけど」 「佐助!」 佐助は白々とした目で政宗を見る。 「旦那が止めても俺はやるよ、お仕事だから」 「先ほど外すと言った」 「お館様からの仕事だもーん」 減らず口を! 叫ぶ直前に物憂げに伏せられていた政宗の目が開かれるのを見た。 「ha!それが下郎の料理の仕方ってヤツか、Coolじゃねぇか!いーだろう、やりな、受けて立ってやるぜ幸村サマ!」 「某は!」 「恨みやしねぇよ、それがオレの矜持だ。だが愛しもしねえ、come on Mother Facker, 拷問にかこつけてでも欲しいなら──来な!」 あまりにきらきらしい、誇り高い言挙げは幸村を圧倒した。それでも、 「愛おしい人を拷問するなど、」 「その位拷問じゃねえよ、playってヤツさ」 誇り高く輝く目。促す眼差し。 佐助。お前、俺の目の前で、俺をも使って、弱音を吐けぬ政宗殿を追い詰めているのだな。 上田城の虜20